イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

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MBA留学前準備 生活編 寮の選択など

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今回は勉強面から少し離れ、生活編として住む場所の選択について書いてみます。

MBA生向けだけではなく、留学生全般のご参考になれば幸いです。

 

寮に住むか、街に住むか

生活をするにあたり、いろいろな選択があります。まずは居住地の検討でしょう。

大きく分けてキャンパス内の寮に住むか、街に住むかという

選択があります。これはキャンパスの立地にもよります。私のいた大学のように

街から離れている場合はこの選択を良く考える必要があります。

(バスで20分くらいでした)

 

寮に住むメリット

なんといっても通学時間がかなり抑えられること。私は徒歩5分程度でした。

もちろんキャンパスのサイズにもよりますが、そこまで長く移動する必要は

ないでしょう。これによりクラス後のグループワークや自主学習で遅くなっても

すぐに帰れること、またキャンパス内にはクラスメイトも多く住んでいるため、

すぐに会えること、バーやジムなど気楽に集まって遊べることも大きなメリットです。

 

また時々企業訪問・他国へクラスで行くなどの場合、バスで移動することが

ありましたが、この際はバスがキャンパスに来ます。一度朝5時にキャンパス

集合などがあった際、街に住んでいる生徒はバスもない時間に

わざわざタクシーでやってきました。

また帰りもキャンパス着ですので、そこから街まで移動されていました。

この移動を考慮しなくてもいいということは大きなメリットです。

 

また生活面でもコンビニやファーストフード店、郵便局に銀行、

さらに美容院もあったので、生活に困ることはありませんでした。

特にアメリカのような大きな大学であればキャンパスそのものが

街のようなものですので、警察もキャンパス内にいたりします。

 

町に住むメリット

正直あまりない、と言いたいところですが、あえて挙げるのであれば

キャンパス内に一通りの店はあるものの、当然ながら街の方が充実していますので、

料理が好きな方とか家族が多い方は街に買い物に出かける機会が

多くなってしまうということも。

ただし英国はネットスーパーが人気ですので、あまり関係ないかも。

 

ただし特定のニーズがある方には選択肢となります。家族の事情が大半です。

例えばお子さん連れで来て、幼稚園などに通わせる場合は子供を優先

とするということも当然考える必要があるでしょう。

また私の友人の例ですと、街を選んだ一つの理由としてペットのネコを

連れてくるためペットOKの家を探す必要があったということです。

ちなみにネコも時差ボケするようで、最初はぐったりしていたとか。

 

ちなみに私は平日=キャンパス、休日(土日どちらか)=街に出る、

ということにしていました。基本的にキャンパス内で事足りるのですが、

ずっと籠っているより、街に出て、大学以外の物事に触れるということを

楽しんでいました。

 

繰り返しになりますが、特にこだわりや家族の都合がなければ

寮に住むことをおススメします。

 

寮の選択

入寮希望が出せる時期

勉強漬けの1年ですが、リラックスする時間は重要です。

なお私の場合、入寮希望の届けは4月から受け付けていました。

以前の記事にも書きましたが、希望者が多いところから埋まりますので

合格が遅いと希望の寮に入れない可能性もあります。

 

tomlums.hatenablog.com

 

寮の選択について

大学によって寮の在り方は異なりますが、私の大学の場合大体以下のような

選択がありました。やや当たり前ですが、メリット・デメリットも整理しました。

 

・一番安価な寮

→キッチン、シャワー、トイレ共用。部屋には机、椅子、ベッド、洗面台のみ。

〇掃除する手間がほとんどなく、クリーナーのおばさんが

 トイレットペーパーも代えてくれる

×使いたいときにほかの人が使用中の場合がある。

 

・中くらいの寮

→キッチン共用。あとはシャワー、トイレは部屋に備え付け。

〇シャワートイレも好きな時に使える。

×掃除する手間が多い。

 

・一番高い寮

→キッチンからすべて専用。

〇全部自分のモノなので、好きなタイミングで生活できる

×掃除が大変で、また狭いのでキッチンでの料理の

       においがこもる(そうです)

 

私は一番安価な寮を選択しました。結論からすると中くらいが一番良いかな

と思いました。やはりシャワー、トイレは自分のタイミングで使えた方がストレス

はないですよね。私のフラットは6人で1つのシャワー、2つのトイレを

共有していました。トイレが待たされることはあまりなかったのですが、

シャワーはたまにありました。特にフットサルをした後など、

すぐにシャワーを浴びたいという場合に使えないのは厳しかったです。

 

他のフラットメイトとの交流は正直あまり多くはありませんでした。

選考も違えば生活リズムも異なりますし、MBAはクラスメイトが多く、

かつ常にグループワークのようなものですので、生活の中心はそちらでした。

ただ友達のフラットに遊びに行った際に、他のフラットメイトと仲良くなったり

することもあります。

 

寮の問題点

寮のタイプは選択可能ですが、位置までは指定できません。

バス停や洗濯室などに近いところに入れてもらえることもあれば

少し遠いところになってしまうこともあります。

またキャンパス内にはバーやソーシャルエリアがあったりしますので

その周辺の寮になると夜うるさいというリスクもあります。

もし入寮届の際に希望欄があればそこに書いてみるのも手かもしれません。

 

以上です。大学の寮はそのスクールによって大分事情が変わりますので

よくHPなどを確認しましょう。

大学はAccommodation teamのような問い合わせに対応するメンバーがいますので

分からないことがあれば先に質問し、寮を決めていきましょう。

 

1年間(もしくは2年間)とはいえ、勉強に集中できる環境だけでなく

リラックスできる環境であることも重要です。

よく考えて選択しましょう。