MBA留学前準備(英語・生活編 出国後、現地国での準備)
MBA留学前準備(英語・生活 現地編)
今回は実際に現地で対策をするという方法について記載します。
これはMBA開始の1カ月程度前に現地入りし、現地の生活を送りながら準備をする
という方法です。お金と仕事の都合がよければ検討をおススメします。
なおMBA開始の数日前に現地入りすることはなるべく避けた方が良いです。
英語だけではなく新しい生活に慣れる必要もありますし、
時差ボケが激しい方はしばらく体調がいまいちな状況が続きます。
私は合格後、日本人のAlumniと会う機会があったのですが、
皆口をそろえて可能な限り早く行った方が良いとアドバイスをされました。
私は実際に2週間前に現地入りし、準備クラスを受けてコースを開始したのですが、
今でもこの判断は正しかったと思っています。
というのもMBAの1週目はものすごくハードだったからです。
もし準備期間がなかったとしたら、クラスに慣れるだけでなく
生活基盤を立ち上げるのは至難の業であったと思います。
ではどのような方法があるか、私の体験やクラスメイトの体験を踏まえて
以下記載をします。
大学が用意している事前プログラムへ参加する
サマープログラムのような名前で次年度のクラスの生徒や短期留学をしたい生徒の
ために英語学習の事前プログラムがあります。
英語のレッスンをしつつ、論文の書き方や大学生活のアドバイスをしてくれます。
これは面接時に規定スコアに届かなかった生徒が受ける必要があるクラスと
同一のものであることもあります。
期間は1か月から数週間で、現地生活に慣れるのにはもってこいです。
当然ながらコースの費用や寮費は本コースと別です。
私は2週間のプログラムに参加しましたので、感想を述べます。
〇英語漬け生活が始まるので、頭の切り替えが出来た。
〇生活基盤を立てるという意味で非常に有意義。
大学内の施設や街の買い物スポットなども確認できた。
×アジア系がほとんど。当然ながらネイティブは来ないし、
インドなどの準ネイティブレベルも参加しない。中国系で8割以上のイメージ。
×勉強する内容は非常に簡単。MBAが始まったときにその差を痛感した。
結論を述べると「英語生活、現地生活に馴染むこと」には有意義ですが、
「MBAコースそのもの」の準備として有効かというと疑問符です。
ただしMBAに最初からフルスロットルで臨むためのコンディション調整
という意味では行く意味が大いにあるでしょう。
別の語学学校に行く
大学のプログラムに何らかの理由で参加できない場合の選択肢として、
他の民間が運営する語学学校に行く手もあります。
進学先の近くにするか、あるいは離れた場所でもとりあえず現地国の生活
に慣れつつ、英語のウオーミングアップをするという方法です。
1週間程度だけ参加することもできるので、お金やスケジュールなど
に問題があるけど、少し早いりして勉強したい方にはおススメです。
ただし引っ越しも必要でしょうから、スケジュールは余裕をもって組むべきでしょう。
とりあえず現地に行く
何らかのプログラムに参加することなく、現地の生活に慣れることだけを
目標としていくパターンです。この場合は自由に時間も使えるので、観光するなど完全にリフレッシュに使ってもいいでしょう。(この後大変ですから)
私のクラスメイトには1か月ほどヨーロッパを旅しながら来た生徒もいました。
上記の別の語学学校入学パターンと同じですが、引っ越しが必要です。
注意すべきなのは大学の入寮のタイミングです。
サマープログラム用に寮が割り当てられていることもあり、
実際の入寮可能日は1週間前などになる可能性があります。
長いことホテル暮らしになると出費もかさみますので、
Airbnbなども利用しながらうまく乗り切りましょう。