MBA留学前準備 お金の管理編
MBAの本コースはもちろん、生活の中でも必須なのがお金の管理です。
今回は出国前事前に知っておくべきことを記載します。
イギリスの通貨
Brexitが正式に決まりましたので、もう迷うことはないと思いますが、
イギリスはポンド(£)であり、ユーロ(€)はほとんど使えません。
観光客を相手にするお店や都心部では使えることもあるかもしれませんが一般的では当然なく、また手数料なども加味されレートより高額な請求を受けることもあります。一般常識レベルかもしれませんが、一応念のため記載をしておきました。
生活に当たっては主に以下の費用が必要です。
授業料・家賃
生活費
授業料・家賃
私の場合、授業料は半年分を最初に、残り半年分を2月ごろに支払っていた記憶があります。また家賃は4分割で3ヶ月毎に払っていきました。ただしデポジットは先払いですので、出国前に支払いました。
支払いはカードです。大学が持つ支払いシステムを利用し、webで支払います。
授業料は高額になりますので、カード会社に支払い上限の解除を事前にお願いしておきましょう。ただし支払いがある月のみ上限を解除するということにしましょう。
1年間解除しっぱなしですと盗難された場合のリスクが甚大となります。
また何かあった場合のために、海外からカード会社に連絡できる方法を抑えておきましょう。なおカードはVISAかMasterがいいと思います。JCBはあまり利用できる場面がありません。(当然と言えばその通りですが)
また別記事で記載予定ですが、現地の銀行口座は開設しておきましょう。生活はもちろん、家賃のデポジットなどの返還を受ける際に楽です。
生活費
日本から持ち込める現金には限りがあります。このためしばらくの生活費分の現金は良いとしても、その後を考える必要があります。
銀行口座を開設
現地銀行口座を開設し、日本から送金してもらう方法です。
別記事で詳しく記載予定ですが、これによりデビットカードが作れ、コンタクトレス決済が出来るようになります。イギリスは日本より遥かにキャッシュレスが進んでおり、非常に便利ですのでおススメします。
クレジットカードを使用する
日本と同じく様々な場面で使用可能です。特に使用するのはWEBでの決済になるでしょう。またリアル店舗でも現金を使う必要はそれほどありません。ただし当然クレジットカードが使えないケースもあります。例えばバス、自動販売機など。この場合は上述のコンタクトレス決済が便利です。
キャッシュパスポートを作る
キャッシュパスポートはMasterCardのサービスであり、日本円で入金するとそのカードに希望の外貨(英国の場合は£)にチャージしてくれます。これでATMに行けばそのチャージ分を引き落とすことが出来ます。このキャッシュパスポートの良いところは事前に日本で準備できるということです。上記の通り現金は持ち込みに制限があり、また銀行口座は作るのにしばらく時間が掛かることもあります。入国時にあまり現金を大量に持ち込みたくないけど、少ないのも不安という人にはおススメです。なお出国後も日本の家族にお願いをし、日本円で入金→外貨で受け取ることが出来ますので、疑似的な銀行としても使えます。
ただし繰り返しになりますが、銀行口座でデビットカードを作るとコンタクトレス決済が利用できるようになりますので、銀行口座は作るべきでしょう。