欧州 街並みと観光のご紹介 Orléans(オルレアン)
MBAは確かに忙しいのですが、せっかくの機会です。その国の様々な場所に行き、体験することで多くの思い出を作ることが出来ます。特に日本からだとなかなか考えもしない場所にもふらっと行くことが出来るので、時間があればぜひ積極的に行ってみましょう。
番外編としてイギリス以外の街を取り上げてみます。
なおご紹介する欧州の各国と街はイギリスから数時間で渡航可能です。MBAには冬休みや春休みなど休暇がありますので、課題を調整することが出来ればこういった場所にも足を運ぶことが出来ます。なお私にその余裕が出たのがTerm2終了後の春休みからでした。数本あったエッセイにめどが立ち、ふとこれはいいチャンスかも、と思って思い切って行ってみました。
まず初めはフランスのOrléans(オルレアン)です。
Orléans(オルレアン)とは
パリから電車で一時間程度行ったところにある街です。電車は乗り継ぎなし・一本で行けたと記憶しています。
整然とした街並みで、非常に美しいと感じました。いろいろな街に行きましたが、オルレアンがその美しさから一番印象に残っています。
さて何故オルレアンに行こうかと思ったかと言うと、実はジャンヌダルクのストーリーに非常に興味があり、映画や書籍などで学んだことがあったことに関係をしています。神の声を聴いたとして農村から立ち上がり軍を率いて聖女とまで呼ばれた人物が、戦況の変化によって今度は魔女とされ火あぶりにされるという、劇的な歴史。まさに事実は小説よりも奇なりというものです。
このオルレアンはジャンヌダルクが初めて軍事行動を起こし、解放した街になっています。以降オルレアンは継続してジャンヌを敬っており、様々なスポットがあります。
ジャンヌダルク関連
まず駅から降りて進んでいくとすぐにマルトロワ広場に出ます。
そこで目に飛び込んでくるのがジャンヌダルク像です。
イギリスはじめ様々な国と都市の像を見てきましたが、これほどインパクトがあり、美しい像は見たことがありませんでした。あまりの感動にしばらく腰かけて像を眺めていたことを覚えています。
なお広場には小さなメリーゴーランドや噴水などもあり、市民の憩いの場となっているようです。
広場から少し歩いたところにジャンヌダルクの家もあります。私が行ったときは改装工事中?だったようで残念ながら入ることが出来ませんでした。
またしばらく歩いたところにグロロ邸というルネサンス様式の建物があります。
ここにもジャンヌ像とジャンヌを描いた絵画もあります。入館料などはなかったはずですので、気軽に足を運ぶことをおススメします。
サント・クロワ大聖堂にもジャンヌの歴史を描いたステンドグラスなどがあります。
本当に街中ジャンヌだらけですね。
ロワール川
旧市街を抜けたあとには大きなロワール川があります。穏やかな川で多くの人が散歩したり、友人との語らいを楽しんでいました。写真に写っているのはジョルジュ・サンク橋です。街の中心からは15分くらいだったと記憶しています
以上です。
大分かいつまんでご紹介しましたが、実際の滞在時間も6時間ほどでしたので一日見ておけば十分に観光できると思います。パリからも近いですし、フランスの歴史に触れることが出来、なおかつ非常に美しいこのオルレアンはぜひ立ち寄ってみてほしいと思います。