イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

MENU

MBA留学開始前準備 体調管理編

f:id:TOMLUMS:20200824233137j:plain

 

イギリスMBAでの体調管理

今回は体調管理について出来る事前準備について書いてみます。

 

「体調管理なんて当たり前!」なのですが、異国でハードスケジュールを

こなすのは中々に大変です。特に1年制MBAは忙しい+

一つのカリキュラムがすぐに終わってしまいます。

最短で3回クラスがあったら、さあエッセイ!といようなことも。

体調を崩して休むようなことがあると致命的です。

 

また海外ではとにかく医療が日本ほど気軽に受けられません。イギリスでは

NHSという国民保険があり、6カ月以上滞在する場合は加入することが出来ます。

医療費も安く、医薬品はだいたい約£7前後のようです。

「なんだ?安心じゃないか」、と思うのは早計でして、

ともかく受診できるようになるまで、最初の電話を入れてから

時間がものすごくかかるようです。

噂では2週間も掛かった!という話も。2週間も待っていたら、

すっかり治ってるか、まったく取り返しがつかなくなっているかのどちらかでしょう。

 

ではどうするかというとNHSではなく私立病院に行くことになります。

この場合の医療が非常に高額です。

 

では事前に準備しておけることは何でしょうか。

 

保険に入っておく

 

海外に行く場合の鉄則ですが、保険は絶対に入りましょう。

上記のように高額の医療を受けなければならなくなるリスクがあります。

1年の留学保険がありますので、各社比較して必ず入りましょう。

決して安くはありませんが、万一の場合とんでもない額が請求される恐れがあることを

考えれば、迷うことはないはずです。

 

健康診断を受けておく

 

渡航の1、2カ月前に健康診断を受けましょう。

悪いところがあれば早めに治療しておくべきです。

 

ちなみにさらに私は歯医者に行くことを強く勧められました。

日本では割と気軽に受けられる歯の治療ですが(好きか嫌いかは別として)、

イギリスでは非常に高額な治療となります。

虫歯などは事前に兆候がわかるはずですので、治せるものは先に治しておきましょう。

 

かかりつけのお医者さんと相談しておく(お子さん連れの方は特に)

 

これは私のクラスメイトの例なのですが、お子さんと来たMBA生は

事前に母国のお医者さんと話をしておき、子供に何かあった場合は

メールや場合によってはオンラインで診断してもらえるように段取りをしてきました。

やはり特に小さい子供は体調も変化しやすく、また急な対応が必要となることもあります。

 

上述の通りNHSはかならずしもすぐに対応できるわけではありませんので

そのような話を事前にしておくべきかもしれません。

いくら英語が堪能でも医学的な分野に知識がないと、なかなか会話の理解も難しいので

日本でそのような相談に乗ってくれるお医者さんがいるかは分かりませんが、

主治医のような方がいらっしゃる場合は相談してみてもよいでしょう。

 

私の経験

なお私は1年間で体調を崩したのは数日咳が出ただけでした。

これは緊張感が常にあったこと、また私のスクールは地方の郊外に位置していたため

あまり人の出入りがなく、菌が持ち込まれにくい環境であったからと推測しています。

またイギリスは日本ほど気候変動が激しくありませんので、それも要因であったかもしれません。

 

今回は以上ですが、当たり前の体調管理だからこそ、出来る準備は十分にしていきましょう。