イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

MENU

MBA留学前準備 カリキュラム編

f:id:TOMLUMS:20200816193653j:plain

 


カリキュラム編 

MBAでは多くの科目を短期間で一気に勉強します。

特に一年間のプログラムを選ばれた方は詰め込み教育です。

ではMBAが始まる前に出来るカリキュラムに対する準備としては

何が出来るのでしょうか。私が実際に準備したこと、

卒業後に振り返ってこうするべきだったという反省を踏まえながら書いていきます。

 

MBAのクラスとは?

準備の前にカリキュラムをよく再確認しましょう。

それにより自分に必要な準備を考えましょう。

 

もちろんスクールによって異なりますが、私の場合は大きく分けて

 

・リーダーシップ、マネジメント論を学ぶGeneral management

ファイナンスマーケティングなどの専門科目

・企業とのコラボプロジェクト

 

の3種類に分かれていました。

 

カリキュラムの進行スピードはすさまじく早く、毎週クラスが始まり、

そして終わります。

最短ですと3日クラスがあった後はグループエッセイなどもありました。

このスピード感、そしてすさまじく早い英語、活発な議論についていくためには

当然準備が必要です。もちろん全部のカリキュラムについて事前に良く調べ、

準備が出来ればベストですが、仕事をしながらそれは大変困難です。

 

以下、私のおすすめの準備の仕方について記載します。

 

準備の優先順位は?(準備で使用したコンテンツ例紹介)

General managementと異なり、専門的な知識が要求される専門科目が

対策しやすいでしょう。例えばリーダーシップは様々ですが、ファイナンス

マーケティングについては一定のフレームワークなどがあります。

 

まず自分が理解している分野に関しては英語で予習を開始しましょう。

おそらく自分の経験から英語もさほど苦しまないでしょうし、

わからなくても調べればすっと覚えられるものです。

 

反対に自分が不得意な分野は、まずは日本語でその分野についての

学習をするべきです。「MBAでこれから学ぶのに日本語で?」と思う方も

いらっしゃるかもしれませんが、大切なのはまずその科目を理解することです。

専門知識はまずは言葉以前に中身を理解する必要があります。

理解が深まった後に英語で学ぶようにしましょう。

 

私の場合マーケティングには理解があったため、英語で予習を始めました。

一方自信がなかったファイナンスに関しては日本語の解説本を読んで、

理解を深めることを始めました。その後インターネットにあるコンテンツを

活用し英語での学習を始めました。Freeで学べて非常にわかりやすい

ファインナンスの学習コンテンツをご紹介します。

 

・CFI https://courses.corporatefinanceinstitute.com/collections

 

また以下は以前の記事で紹介したCrash courseのコンテンツからミクロ経済、

マクロ経済に関する動画です。数は多いですが、非常にわかりやすく

そして楽しく説明してくれますので、時間があるときに見ておくと

経済に関する基本的な知識が英語で身に付きます。

 

・Crash course Economics

https://www.youtube.com/playlist?list=PL8dPuuaLjXtPNZwz5_o_5uirJ8gQXnhEO

 

終わりに

上述した通りすべての科目に対し、準備をすることは難しいのが実情です。

私は苦手科目を日本語から学ぶという優先順位を付けました。

結果として非常に良い準備となり、特に参考になった本は日本から

持ち込んで、クラス前に再度読み返しました。

合格後に改めてカリキュラムをよく確認し、自分の優先順位をつけましょう。