イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

MENU

MBA受験に向けたスケジュール

f:id:TOMLUMS:20200815211727j:plain

スケジュール

 

私の経験スケジュール

私自身の経験から、IELTSスコア到達からのMBA受験に向けたスケジュールを

書いてみます。詳細な実施内容は別記事で記載予定です。

 

3月   ・・IELTS 規定スコア到達(OA7.0 各セクション6.0以上)

4月~6月・・志望校の調査と履歴書(CV)、志望動機書の準備

7月~9月・・上記に加え、推薦状の準備開始、面接対策開始

10月   ・・出願

11月   ・・第一志望校面接、条件付き合格入手(条件:論文提出)

12月   ・・第一志望校向け論文提出→合格確定

                        第二志望、第三志望校面接

1月    ・・第二志望、第三志望校の合格入手

2月    ・・第一志望に進学を決定

10月  ・・MBA開始

 

多くのスクールが10月から正式な募集を開始します。所謂日本の受験と違い、随時募集になりますので、この日が試験日で一斉に受けます、ということはありません。書類審査に通った段階で面接日の調整が入ります。面接はオンラインです。上記ご覧いただいて分かる通り、私は11月の時点で条件付きではありますが、すでに合格を得ていました。なお人によっては4月に出願し、5月に合格を得る人もいます。

 

TOEFL、IELTSの有効期限

注意すべき点としてTOEFL、IELTSの有効期限が「2年」であるということです。

2年以上前に取ったスコアは意味をなさず、再度受けなおしが必要です。

なお受験時ではなく「入学時期」より2年以内と考えた方が無難です。

つまり20年受験、21年入学の場合は2019年に取ったスコアから有効と考えましょう。

入国の際もIELTSの証明書を求められることもあるそうです。

(教育ビザだからでしょう)

ただしこの条件は希望するスクールの募集要項をよく確認してみてください。

 

また別途記載しますが、出願時にスコアが足りていなかった場合でも「条件付き合格」としてもらえることもあります。

 

志望校の数

入学後に周りのクラスメイトにも聞いてみましたが、2~3校が標準だと思います。

何故なら志望動機書や面接など、その志望校用の準備が必要となるからです。

(この準備については別記事で記載します)

働きながら受験準備時をするわけですから、時間の制約との闘いでもあります。

2~3校に対し、みっちりと対策を取るべきだと思います。

 

またあまりにも多くのスクールに志望するということは自身の狙いが

定まり切れていないという裏返しでもあります。

数を打つべき、という発想はMBA受験には向いていません。 

 

いつ出願すべきなのか

おススメとしてはともかく早く出願し、面接を受けることです。

各年度では一つのクラスのサイズが大体決まっています。もちろん辞退者も想定して少し多めには合格を出すと推測しますが、それでも限りがあります。

また※ダイバーシティー(ナショナリティーの多様さ)を考慮するスクールであれば、例えば同じ日本人がすでに複数合格済みであった場合、もう日本人は積極的に合格にしないとされる可能性もあります。

(関連記事)

 

 

つまり遅くなればなるほど、すでに定員が埋まりつつある状況となる可能性が高く、同じ出願者でもより基準を厳しく見られると推測されます。

場合によっては志願者が多く、早めに締め切られてしまうリスクもあります。

 

さらに面接が終わっても、「条件付き」合格となることもあります。この条件はスクールによって当然違うのですが、例えば論文を出す、別の試験を受ける(日本の就活の際に受けるSPAのようなもの)などがあります。つまりさらに時間が掛かる可能性があるということです。

 

またこの後に家を探す必要もあります。大学の寮など人気のあるタイプのものがすでに埋まっていたりすると、このあたりの計画も練りなおさなければならなくなります。高いタイプの寮しか空いていない、自分のキャンパスから遠い家しかないなどとなりますと予算や日々の生活にも影響が出てきます。

(寮の選択については今後記載予定です)

 

自分の準備具合や仕事の関係など様々な要因がありますが、ともかく早く受験するのが得策です。後出しのメリットはない、と考えても間違いはないと私は思っています。