イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

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MBA イギリス留学現地生活  洗濯編

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選択編の誤りではありません、洗濯編です。そんな当たり前のことをわざわざ書く必要もないと思うかもしれませんが、意外と洗濯が大変だった思い出があります。イギリスならではの事情もありますので、今回は洗濯について記載してみます。

 

イギリスの洗濯事情

 

まずイギリスでは外に干すという文化がありません。盗難防止なのかもしれませんが、一番は天候が影響していると思います。「霧の都ロンドン」と言われるように雨はかなり多く降ります。ザーザー降ることは少ないですが、気づいたらしとしと降っている感じです。なお余談ですが、イギリス人は傘を差さないという噂を聞いたことがありましたが、かなり降っているときはちゃんとさします。しとしと降りの時はわざわざささないというだけです。

 

というように天候が良くない為、基本的には乾燥機を使う形になります。

 

大学寮の洗濯事情

 

私のキャンパスでは洗濯ルームが複数あり、寮の近くのルームに基本的には向って洗濯をしていました。私の寮からは往復で5分程度なので比較的近くに住むことが出来ていました。

 

コインランドリーではなく、課金はカードにWEBでTop Upして、洗濯機のカードリーダーに読ませるタイプでした。うっかり課金額が足りないことを忘れていても、携帯でTop UP可能なので便利でした。使い方としては課金をするとコード(数字)が発行されますので、そのコードを現地にある専用の端末に入力、カードを挿入すると課金が完了する仕組みです。

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https://www.circuit.co.uk/

 

 

不便なことに洗濯機・乾燥機は分かれており、洗濯に30分かけた後に一度洗濯物を取り出して、今度は乾燥機に1時間かける必要がありました。

 

とにかく忙しいMBAプログラムの中で週に2、3度洗濯をするのは、下記のようなトラブルもあり、なんだかんだ結構な手間でした。

 

洗濯においてのトラブル

 

悲しいことにたくさんあります。

 

1.脱水機能がプアでほぼ水浸しで出てきたパターン(頻度 

 

これが一番多く、ただでさえ寒い中、手で絞らないといけませんでした。面倒だからそのまま乾燥機に入れても、乾くわけがありません。そういう洗濯機だった場合、次は別の機械を選んでもまた同じというオチも。一度に洗うものを減らしたり、違うモードを選んだり色々試しましたが、結論は機械の機嫌次第であるという悲しいものでした。

 

2.ドアが開かなくなるパターン(頻度 

 

洗濯(乾燥)が終わってさあ取り出すぞ、というときにディスプレーに表示されるEの文字。ドアに手を掛けるとロックされており、開かないという悲劇がそれなりにありました。しばらく待ってもEランプは消えず、途方に暮れてサービスセンターに電話。答えは「少し押し込みながら、右上に引っ張るように開けろ」。え?と思いながらやってみると開きました。理屈はよくわかりませんが、とにかくそれで開くことが分かったので焦ることはなくなりましたが、最初はさすがに困りました。明日着ていくものがない!という事態に陥りそうでしたので。

 

3.洗濯ルームが水浸しになるパターン(頻度 

 

あるとき洗濯ルームを訪れるとKEEP OUTの文字が。いったい何が起きたの?と近くのスタッフに尋ねると、どうも壊れた洗濯機によりルームが水浸しになったとのこと。そのルームの問題なので別の洗濯室に移動して事なきを得ましたが、頻度は少ないもののたまにありました。

 

4.洗濯機が燃え上がるパターン(頻度 一度だけ

 

まさかの炎上です。実際の現場を見たわけではないのですが、どうやらキャンパス全部の洗濯ルームが使えないらしいよという噂を聞いて、現場を取りかかったときにちらっとみてみたら、洗濯機が焦げていました。

 

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 幸いにしてけが人はいませんでしたが、キャンパス内は全ルーム立ち入り禁止で当日は洗濯がどこでもできないという事態になりました。

 

 

以上です。日本の洗濯機って優秀なんだなあと実感した一年でした。