MBA試験 英語対策(TOEFL, IELTS)について
志望校選びと並行して行う必要があることの一つが英語試験の対策です。ネイティブ以外には必ず課される基準となります。「TOEFL」と「IELTS」が代表的な試験です。
概要
主にアメリカは「TOEFL」、欧州は「IELTS」、豪州は基本「IELTS」で「TOEFL」も可というイメージです。ただし各スクールによって異なりますので、志望校の募集要件をよく確認しましょう。なお両方とも受験料は2万5千円程度かかります。
日本では「TOEFL」の方がメジャーだと思います。事実試験会場も「IELTS」に比べて多く、日程も選択肢が豊富です。(会場については最後に補足します)
なお最初はアメリカを視野に入れていた私はTOEFLを受け、その後欧州に切り替えたあとにIELTSを受けました。今後の記事で両方の個人的な印象を書きます。先に書きますが、おススメは「IELTS」です。
スコアの目安
一般的にはTOEFL100点、IELTSは7.0あればMBA挑戦は十分可能となります。
IELTSだと6.5でもOKなMBAもありますが、各セクションで6.0以上取るなどの制約があります。
一方いわゆる超難関校ではTOEFL110点、IELTSは7.5を求められることもあります。特にTOEFLは各セクションで2点ずつしか間違えられないというかなりシビアな条件です。
なお私の最初のTOEFL(ibt)のスコアは65点という壊滅的なものでした。何度か受けて93点まで行ったものの、別途記載の理由からIELTSに切り替え、OAで7.0を取り、無事基準に達することが出来ました。ですので、今英語が出来ないとお悩みの方も努力を続ければスコアは伸ばすことが出来るということを覚えておいてください。
なお日本で有名な「TOEIC」で入れるスクールはほぼ無いと思ってください。そもそもライティングとスピーキングがない時点でMBA留学に必要な英語力は図れないテストだと私は思っています。
余談 会場について
会場は学校の教室であったり、貸し会議室のようなスペースであったり、個人塾の教室であったりと様々です。
実際に当日の運営しているのはその場所の持ち主(借主)のようです。
きちんと部屋内も整然とし、運営もスムーズなところもあれば、その逆もあります。
待ちスペースがなくて暑い中で待たされたり、トイレが混雑したりもします。
私が経験した最悪のものは、ネットワークの不調なのか試験開始準備が出来ず、1時間半程度待たされた挙句、受験者からどうするのか?と指摘されて、ようやく中止にするといった運営会場もありました。
私は切羽詰まっていなかったので、まだダメージも少なかったのですが、もしこの回のスコアで進学が決まるような人がいたのであればどれほどの損害だったのか。
おススメはきちんとした学校や貸し会議室で運営されている会場を選ぶことです。