イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

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MBA受験 推薦状と面接

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推薦状と面接

 

推薦状

 

MBA受験の一つの特徴ともいえる推薦状です。

私は過去にMater of Marketingを受験したことがありますが、推薦状は不要でした。

MBA受験では2~3通の推薦状を求められます。

 

誰から貰うべきか

基本的にはあなたのビジネスに関係している人から貰います。

例えば職場の上司、先輩、もしくは取引先でもいいでしょう。

貴方のことをよく知っていて、MBA挑戦を応援してくれる人を探しましょう。

これは人によっては頭の痛い問題である場合があります。

職場の理解が得られず、無理やり退社する場合などはなかなか社内

でもらうことは難しいでしょう。

ですので、とにかくあなたの味方となってくれ人を日ごろから探し

自分がMBAに挑戦したいことを早めから相談しておきましょう。

 この推薦状は自分だけではどうにもなりません。

他者を味方につけ、巻き込む努力が必要です。

 

なおビジネスだけでなく、アカデミックの推薦状、つまり大学や大学院時代の

教授から貰うべき、という話も聞いたことがありますが、

私は必要ないと思います。事実私は職場から2通で3校とも出願しました。

 

と言いますのも、MBAはあくまでビジネスの延長であり、またある程度の職歴が必要

であるため、数年が経過しており、当時の教授がすでに退職していることもあります。

 

ただしもし応募要項にアカデミックの推薦状とあって、かつそれが貰えない場合は

スクール側にビジネスのみでいいか、交渉をしましょう。

(おそらくNOと言われることはないと思いますが)

 

内容

推薦人には自分の志望動機書を説明し、その上で書いてもらった方がよいでしょう。

基本的には自分の意見をサポートしてくれる内容になるべきですから。

例えば志望動機書で挙げた例について、別の角度から評価してもらうなどすれば

貴方の志望動機書の補足にもなってくれます。

 

仮に英語が出来ない場合は日本語で書いてもらい、こちらで翻訳するしかありません。

文量は大体A4で1枚から2枚程度で十分です。

 

面接

書類がすべて完了し、無事通過することが出来たらようやく面接です。

私は10月1週目にアプライし、4週目には面接の案内が来ました。

現地には行けませんので、オンライン(Skype)で実施となります。

面接の対策と、実際の面接の様子について書いていきます。

 

面接の対策

上述の通り、面接はオンラインです。

このためオンラインでのコミュニケーションになれておく必要があります。

 

私は「カフェトークというサイトから面接の練習をしてくれる方を探し、

レッスンを受けていました。

このサイトはいろいろな方々が個人塾のような形で、先生として英語やスペイン語

といった語学だったり、趣味のレッスン、そして面接対策など様々なメニューから

自分が受けたい先生とレッスンを選択し、受講できるというものです。

 

このカフェトークにたどり着いたのはMBAに詳しいコンサルの方とお話した際に

おススメの先生がいるということを耳にし、その方目当てではじめました。

彼はニュージーランド出身のIELTS講師であり、MBAにも知見が深く

面接対策もやってくれる方でした。

 

自分の志望動機書を見せながら、様々な角度から想定質問を貰い、

実際に答える模擬面接を何度もやりながらブラッシュアップしていきました。

はっきりとした回数は覚えていませんが、5回以上は模擬面接をしたと思います。

 

またこの方だけではなく、イギリス人の男性、アメリカ人の女性にもお願いをしました。

彼らはMBA面接のスペシャリストではありませんでしたが、

実際の面接官となり得そうなイギリス人(教授くらいの年齢の方)、

そして女性が面接官であった場合も考慮し、お願いをしました。

多少イントネーションの違う英語や、年齢にも差をつけることで、

だれが面接官で出てきても大丈夫なように必要な準備をしたつもりです。

 

 

実際の面接

志望校3校とも面接に進めたため、3回受けました経験をお話しします。

 

面接の開始時間

 

第一志望 11月中旬 日本時間で19時に面接

第二志望 12月下旬 日本時間で21時に面接

第三志望 1月中旬  日本時間で1時半に面接

 

時差の影響でどうしても遅い時間になりがちですが、第三志望以外は

さほど遅い時間にはなりませんでした。

第三志望は深夜になってしまったので、深夜1時にスーツを再度着て

面接を受けた記憶があります。

 

内容について

基本的には志望動機書に書いてある内容が質問の中心だったと記憶しています。

今まで準備してきた内容ですので、冷静に答えられたと思います。

奇をてらったような質問は私の経験の中ではありませんでした。

時間は全て30分程度で、終わってみればあっという間でした。

 

面接官は女性、男性、男性でした。

なお面接官は事前に名前が通知されるので、私はだれかを調べてみて

スクールのYouTubeなどに動画が上がっている場合は先に見ておきました

その方の経歴やしゃべり方を知っているだけで少し安心感が生まれます。

 

記憶にあるのは第一志望(結果進学先)の面接官から最後に

よく準備している(Well prepared)と言われたことです。

これはこの先のMBAのクラスにおいても非常に重要なことでした。

 

以上です。

面接は確かに緊張するし重要なものですが、とにかくそれまでにどれだけ準備したか

がその日の結果を決めると言っても過言ではないでしょう。