MBA 成績の付き方 プレゼンテーション編
MBAでは下記のようなテストによって評価されます。
①エッセイ
②プレゼンテーション
③試験
今回は②プレゼンテーション(以下プレゼン)について記載をしてみます。
なおプレゼン単独で評価が付く、ということは実際には少なかったです。大半はプレゼン+エッセイであり、たまにクラス内のビジネスコンペの結果も加味されるなどもあり、何かと組み合わせで評価されました。ただしプレゼンはビジネスの場面でもよく使う手段であり、今後に向けても非常に重要な学びです。
プレゼンの時間、資料の枚数
個人プレゼンでは最大10分程度、グループでも20~30分程度です。そんなに長いプレゼンにはなりません。ただしクライアント向けのプレゼンの場合は40分~50分に渡ることもありました。枚数はあまり制限を掛けられた記憶はないのですが、上記の時間に収まる常識的な範囲内で納める必要があります。
これは余談ですが、ある時別のチームが50枚程度スライドを作ってきたことがありました。評価が付く本番のプレゼンではなかったので良かったのですが、クラス中から「いったい何分プレゼンするつもりだったんだ?」と突っ込まれていました。ついつい熱中してしまうと枚数が重なりますが、ほどほどにしておきましょう。
プレゼンの準備期間
エッセイと異なり、数週間後ということはありません。クラスの中で毎日であったり、クラス終了後の2日後にプレゼン、などになります。終了後のパターンですと、前日が一日別のクラスも何も入らず空きになっていたりしますので、そこで準備せよというMBAオフィス側の意図になります。この日は大体朝から晩まで休憩をはさみながら準備するようになります。このように短期決戦であるゆえにクラスが終われば終わりという良さもあるのですが、とにかく忙しい中で纏め切らなければならないので、精神的プレッシャーにもなります。
メンバーの役割
通常のビジネスプレゼンと同じで、全員がスピーカーになる場合もあれば、数名がスピーカーであとはみんなで質疑応答に答えるというものもあります。これは良しあしですが、全員でしゃべるというのはあまり見栄えもよくありません。自分がスピーカーでない場合はプレゼン資料をよく整えたり、想定問答を考えたり自分にできることを最大限チームのためにやりましょう。
なおMBAクラスの中でもビジネスを明らかに想定したプレゼンの場合はビジネススーツを着て行います。
以上です。
プレゼンはほぼ大半がグループプレゼンでしたので、プレゼンそのものというよりグループワークそのものが大変だったという印象です。以前の記事に記載しておりますので、良かったらご参照ください。