イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

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MBA留学 現地生活 イギリスの交通事情

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今回はイギリスの交通事情について記載します。MBAのコースが始まってしまえばなかなか長距離の移動を自分でする機会はありませんが、それでもネットワーキングでほかの都市に行ったり、あるいは休日友人たちと遊びに行ったりします。私もすべての地域の事情を知っている訳でないのですが、大きく分けてロンドン(並びに周辺)とそれ以外で分類できると考えています。

 

ロンドン(並びに周辺)の場合

ロンドンは東京をイメージすればよく分かるかと思います。とにかく地下鉄の本数が多く、乗れなくても数分後にはすぐに来ます。また様々なラインが入り組んでおり、同じ線路でも違う電車がたくさん来ます。色で分けられていますので、よく見て乗る電車を判断しましょう。

 

なお電車はかなり混んでいます。これも東京と同じです。満員電車に揺られながらふと「地方のMBAを選んでよかった」と思ったほどです。

 

治安は私の体感的にはさほど悪くはありませんでした。パーティーで深夜に地下鉄で帰った際も特別危ないという印象はありませんでした。ただしロンドン内でも治安のいい場所と悪い場所があります。決して安心せず、常に用心しておきましょう。

 

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ロンドンの場合はオイスターカードという日本で言えばSuicaに値する非接触ICカードがありますので、基本的にはこれを買って、チャージして使うのが一番便利です。当然切符も買えますが、結構混んでいる駅でいちいち切符を買うのは面倒ですよね。

ロンドンの場合は改札にゲートがあります。このためオイスターカードか切符を入れて、入場が可能です。

なおバスもこのオイスターカードで搭乗可能です。ロンドナー(ロンドン市民のこと)になるのであればこのカードは必須でしょう。

 

地方の場合

「ロンドンには改札がある」と書きましたが、実はほかの都市に行くと改札がないことがたくさんあります。日本よりはるかに改札がない駅が多いという印象です。

イギリスには地方都市を結ぶNational railというものがあります。基本的にはこの鉄道を利用し都市間を移動するのですが、この駅にはあまり改札がありません。

ではどうするのかと言うと移動中にスタッフが「チケットを見せて」と回ってきます。ここでチケットを提示すればOKです。

なおこのNational railではオイスターカードは使えません。

 

チケットを買う方法

チケットを買う方法は以下です。

 

①駅の窓口で買う

②事前にWEBで買って、発券機で受け取る

③携帯アプリで購入、QRコードとして携帯アプリを見せる

 

私のおすすめは③です。Trainlineというアプリがあり、これで経路検索→席選択→購入で簡単に買うことが出来ます。キャンセルもこのアプリから可能ですので、非常に便利です。

 

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なお席はFirst ClassとStandard Classがあり、席の場所も含めて事前に指定が可能です。(場合によっては自由席となることもあります)

たまに席を取っていたにもかかわらず、他の方が座っていることもあります。

 

学割を忘れずに

またMBA生は「学生」ですので、学割が効きます

16-25 railcardというものを申し込めばプラスチックのカード、もしくは携帯のアプリでカードを表示することが出来るようになります。スタッフにチケットを見せる際に提示を求められますので、忘れないようにしましょう。

なお16-25と書いてますが、それ以上の年齢でも学生であれば問題有りません。

 

National railの運行状況

このNational railは結構遅れます。良く遅延があり、さらにはキャンセルになることもあります。どうしても遅れられないスケジュールがあるのであれば、早めの電車を選択することをおススメします。この場合は新しいチケットを買いなおすのではなく、次の電車に乗って同じチケットを見せれば問題有りません。何か言われたら、前の電車がキャンセルになったと言えば同じ区間であれば問題なく乗車できます。

 

なお余談ですが、以下のような理由で遅れたことがあります。

 

・牛が線路を横切っているため、しばらく停車する

 

地方都市間を結ぶ電車ならではの理由でした。