イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

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MBAスクール選び(国から選ぶ)

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世界中に数えきれないほどあるMBAコース。その中から一つのビジネススクールを選ぶ

のことは非常に大変な選択となります。もちろん絶対このスクールのMBAがいい!という方は良いのですが、そうでない方はたくさんいらっしゃると思います。私も最初は途方に暮れそうになりました。そこで今後数回にわたり、絞り込みの方の例を記載します。 

 

国で絞り込む

ビジネススクールは世界中に存在します。その中でも私が実際に検討したのは、アメリカ、欧州、そして豪州。その検討の角度については「年数」と「言葉」でした。

(余談ですが、アメリカでは「ビジネススクール」と呼ばれ、イギリスでは「マネジメントスクールと呼ばれます。)

 

MBA取得までに必要な年数

アメリカは2年、欧州は1年、豪州は1年半というイメージです。ただしどこも例外があるため、興味がある学校が出てきたらよく調べてみましょう。例えばイギリスでも1年半のプログラム(1年はクラス、半年でインターン)もあります。

  

一般的に1年は詰め込みと言われ、2年は割と時間に余裕があると聞ききます。2年でMBAを取得した人の話だと午後は自由というようなこともあるカリキュラムであったそうな。私が受けた1年制のクラスの様子は別で語りましょう。

 

また当然ながら取得までにかかる年数はコストにも跳ね返ってきます

授業料も勿論だが、生活費も比例して増えてきます。単純に2年制は1年制の倍の

費用が掛かると思っていた方がよいでしょう。

 

私はなるべく早くビジネスの場に復帰する、コストはなるべく抑えるという方針で考えていたため、1年制のプログラムを中心に検討することにしました。

 

なおスクールによって、必要とされる「職歴の長さ」も変わってきます。

アメリカでは最低3年くらいあればよいと言われており、一方で欧州では5年とも言われています。

私のクラスの一番若い同級生でも5年は経験されていました。

MBAはマネジメントの学習なのですから、全く職歴がない方、そしてマネジメント経験がない方は対象とされていません。

なるべく年数が浅いうちに行きたいのであればアメリカ、という考え方もあるでしょう。

 

「生活に使う」言葉で絞り込む

どの言葉で「学ぶか」ということも勿論ですが、「生活するか」ということも視野に入れる必要があります。

 

例えば欧州でもフランスのMBAに行けばキャンパスでは英語でも、町ではフランス語です。私は英語しか話せなかったので、「生活」の中でほかの言語に対応することがストレスになるのでは?と考えていました。ましてや1年制のMBA、あまり他の負荷を掛けたくはないため、英国(1年制)を軸として考え始めました。

 

もちろん十分な時間を取ることが出来、さらに新しい言葉も覚えたいという方であればフランス、スペインなど優秀なマネジメントスクールはたくさんあるので、ぜひ調べてみてください。