イギリスMBA留学挑戦に向けたTips

1年のイギリスMBA経験を踏まえた経験を書きます。志望校選択、英語試験準備(TOEFL,IELTS)、面接対策、MBA生活、クラスの様子、MBA内での試験についてなどなど。

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MBA Winter-break 冬休み編

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MBAにも休みがあります。一つ目が冬休み、二つ目が春休みです。今回は冬休みについて私の体験談を書いていきます。

 

冬休みはいつ?期間は?

 

怒涛のスピードで進んでいったTerm1が12月中旬に終わります。MBAコース開始から約2.5カ月。あっという間ですが、物凄く濃い日々を過ごしてきたことを改めて実感しました。ここから約2週間半程度の休みになるのですが、まずはクラスの希望者のみアイルランドに観光に行きました。(ほぼ全員でしたが)観光については別途纏めて記載する予定です。

 

その後本格的な休みに入るのですが、他の学生は自分の国に帰ったり、他国へ旅行に行ったりする生徒もいました。ただVISAが厳しい国の学生はなかなか自由に国外へは遊びに行けず、嘆いている生徒もいました。

 

私の場合は正直遊びに行く、という選択肢が頭に浮かぶことさえありませんでした。というのも以下のような課題があったからです。

 

・エッセイが2つ(3,500 words と2,500 words) Term1の最後のクラスでやったもの

・冬休み明けにGeneral Management系クラスの筆記試験

・恐怖のファインナンスがTerm2から始まること

 

まずエッセイは2週間半という期間もありますが、その分リサーチがより必要そうな内容で、かつ片方はオペレーションマネジメントという私にはあまりなじみの深い分野ではなかった為、それなりに時間が必要と考えました。

 

そしてGeneral Management系クラスの筆記試験ですが、これはMBAのDirectorのクラスであり、マネジメント論をDirectorが自ら理論化したものです。すぐに終わるMBAのクラスの中でも異質でTerm1中に10回ほどクラスがあるという熱の入れようでした。Term2以降もクラスはないものの、グループワークが課せられたり、個人エッセイがあったりとキーとなるクラスです。ただ非常に難しく、Term1の終わった段階で私の頭には???が並んでいました。ちなみに他の生徒も同様です。それがよりによって筆記試験!というハードルを課せられ、これは本当にまずいなと思ったのを覚えています。

 

さらに警戒していたファインナンスがTerm2の頭から始まるということで、使用予定の資料が公開されました。同じく???が並びました。まるで数学のテキストのような計算式の連続、100ページくらいあるスライドはまるで古文書に見えました。

 

この状況をどうやって乗り切ろうか、頭がいっぱいでした。

 

私の体験談

 

私は約2週間半を毎日クラスがあるときと同じような生活リズムで過ごすことにしました。

朝起きたら図書館に行き、エッセイに取り掛かります。昼休みをはさんで筆記試験の対策やTerm2の予習。夕食を取ったら自習部屋に行き、勉強を続けます。

 

とにかくこの時期にTerm1の不明点をクリアしてエッセイを書き終え、Term2の予習をしないと乗り切れないという思いがありました。

 

General Managementのクラスはコア科目とあってか、クラスの内容が撮影されており、いつでも見返すことが出来ました。1回6時間程度なので、全部を事細かに見ることはさすがにしませんでしたが、逆にわからない部分は何度も見直しました。大学に残っている友人ともディスカッションをしたり、とにかく自分の理解を深めようと必死でした。おかげで???から!という気づきに徐々に変わっていき、自信を深めていくことが出来ました。

 

エッセイは計画通りに終わらせることが出来、少しだけ休憩として一日列車で旅行に行きました。MBA開始後、中々イギリスの街並みを堪能することもできなかった為、良い気分転換になりました。美しい教会は何か神秘的な気分にさせてくれました。

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最後のファイナンスの予習は日本から持ち込んだテキストやWEBでも調べながら実施したのですが、結論は???が?に変わった程度でした。ただし何とか食らいついていくぞ、という気分になることはできました。

 

 

以上です。

 

今振り返ってみてこの期間にもっと楽しんでおけば、と思ったことはありません。むしろここでの集中した勉強は以降のMBAでやっていけるという一つの自身になりました。以降は休日に遊びに出たりするなどある程度余裕が出来ましたので、この冬休みは私にとってはとても重要な時間であったと思っています。