MBA試験 英語対策 TOEFL, IELTS スコアアップのための勉強法
勉強法とポイント
本稿ではTOEFL, IELTS スコアアップのための勉強法とポイントを記載してみます。
リーディング、リスニング
とにかく数をこなすしかありません。近道はないと覚悟しましょう。
読み取れなかった・聞き取れなかった個所は何度も理解できるまで確認し、
知らない単語、聞き取りにくい音を自分なりにリスト化しましょう。
いまさら単語?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
パラグラフは一つの文から成り立ち、文は単語から成り立ちます。
分からない単語が多くなればなるほど、文章の理解が曖昧になっていきます。
我々は知らない単語があっても前後の文脈から推測することが可能です。
例を挙げてみましょう。
I broke down from fatigue because of my hard work.
でfatigueの意味を知らなかったとします。(簡単な単語ですが、あくまで例として)
しかしbroke downとhard workから疲れていたということは容易に推測できます。
ただしbroke downも分からなかっとしたら文章の意味は推測できないでしょう。
リスニングでも同じことが言えます。fatigueが聞き取れなかったとしても、
前後から推測できますが、聞き取れない単語が他にもあればより困難になります。
単語の覚え方でおススメなのは「イメージとセット」で覚えるというものです。
例えばCumbersomeという単語側分からなかったとします。これをGoogleで画像検索してみましょう。そうすると荷物を背負った人のイメージが出てきます。そのイメージと一緒に記憶します。重くて厄介な、という訳をビジュアル的に脳にインプットします。こうすることで私は記憶しやすくなりました。
さらに発音しながら覚えればリスニングにも役立ちます。
今までそれなりに勉強してきた方でも必ず知らない単語は出てきます。
初心忘るべからずということで単語は覚え続けましょう。
ライティング、スピーキング
まずスコアが伸びない方は「他人に見てもらう」ということが非常に重要です。
この2つは選択肢による正解というものが存在しません。つまり自分では何が減点されてしまったのか、が分からないという問題があります。なお本試験の結果はスコアだけですので、そこでフィードバックを貰うことはできません。がむしゃらに何度も受けてもなかなかスコアは伸びません。ここはお金を使って、専門の業者や先生に見てもらうのがよいでしょう。
私はIELTSライティングの場合、自分で筆記した紙をデータとして送ることで採点とフィードバックがもらえるサービスを何度か利用し、自身のウィークポイントを探しました。これは紙で実際に書くという訓練と自分の筆跡が読み取ってもらえるのかという確認でもありました。実際にお世話になったのは「UK PLUS英語スクール」の「IELTS writing対策 添削通信講座」です。
また正解例から良い表現や文章校正を自分で使えるようにピックアップすることも有効だと思います。TOEFLもIELTSも回答に独創性を求められることはありません。あくまで正しく、高度な英語を使えるかというテストです。私は良い表現を見つけたら自分のモノにすることで、スコアが伸びていきました。
スピーキングはSkypeで見てもらえるサービスを利用しました。注意すべきなのは、IELTS(TOEFL)の採点基準を理解している人に見てもらうことです。楽しく会話したり、発音を矯正してもらうことももちろん大切ですが、どうしたらスコアが上がるかという勘所がないと最終的な結果につながりません。
いずれにしてもこの2科目の点数が伸びない場合は自分だけで悩まず、他の人の協力を積極的に仰いでいくことを強くお勧めします。